人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ことばの検査で考えたこと

昨日シーのことばの検査に行った。近くの病院を探したが、結局教え子にしてもらうことに。本人は緊張気味だったが、無事終了。といっても20分したくらいからシー投げやりな態度になってきたので早めに切り上げ。まあ想像していた通りの答えが返ってきた。一年程のことばの遅れ。他にも気になる点はあったもののまあ今からの発達を見ていく予定。明日検査結果を聞くが、検査室で他の人にやってもらうのは新たな発見があって先が見える。シーも発音がおかしいところがあったのでまだ発達段階かな、と思ったが抽出の問題らしい(自分の思うには)。ここは英語の発音との混乱もありそう。ぷーパパが日本語で「トラック」と言ってもシーが復唱しても英語の「r」が入った「トラック」と言う。小学校になれば抽出に関しては大丈夫と思う。ことばが出ないことに関してはあまり心配をしていないが、理解できていない、というのが単なるもっている言葉が少ないだけか、それともそれ以前の問題かというのを知りたかった。大まかに自分は理解した。

発音というと去年ぷーの幼稚園で年長さんのクリスマスの劇があった。その中で6割は発音の発達段階の子がいたのには驚いた。まあ6歳になってもまだ発達段階なのだから当然と言えば当然。でも以前に比べると全体的に多くなっているらしい。よく噛まない、硬いものを食べ慣れないなど食生活も関連するのか。

自分は小学校で図書委員をしている。PTA独自で図書を持っており、週一回貸し出しをする。一回につき一人30人から50人ほど貸し出し返却手続きをしている。やはり低学年が借りる率は高い。ある一年生クラスは全員が借りに来ることもあるのでかなり一年生と会って話す機会も多い。がそれほど発音に問題のある子に合わない。思考、行動に問題あるかな、という子はいるが。年長後半から半年程度でほぼ発音の問題が解決するのか?とうーんと考えてみた。同時に何が起こったのか、考えられるのは体全体が大きくなってきた=構造上うまく発音できる体幹となる?口の中の変化?(すべての年長さんと一年生の口の中をじっくり見てみたい~~)、学校で相互学習する???いろいろと考えてしまう。考えながらこつこつと仕事をしている。

ことばの発達は個人でかなり違うが大まかな流れはある。シーが主流からどれだけ離れているか、また明日検査結果を聞きに行く。ついでに担任をしていた子もいるらしいので彼女にも会うのが楽しみ。差し入れでも持っていくか。
by taemana | 2010-10-14 22:55 | 言語聴覚士
<< 外観 ハツユキカズラ >>